ストレスが引き起こす病気
現代は、「ストレス社会」といわれるほど、ストレスを抱えている方が多いです。
中には、日々の忙しさのあまりストレスに気づかないという方もいらっしゃるようです。
実は、ストレスは心の病気だけでなく、身体の病気にも関連していると考えられています。
こちらでは、ストレスにより引き起こす代表的な病気をご紹介します。
ストレスが引き起こす病気
人の身体は、強いストレスを感じた時、ショックによって病気を発症する可能性があるといわれております。
代表的なものには、円形脱毛症や偏頭痛、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、胃潰瘍、過敏性大腸症候群、本態性高血圧、不整脈、自律神経失調など、病気の種類は数え切れないほどあるといわれております。
数多くの病気の中から、心筋梗塞とストレスの関係性について見ていきましょう。
心筋梗塞とストレス
心筋梗塞は、ストレスが大きな危険因子になるといわれています。
ストレスを感じると脳は活性化されるため、セロトニンのような神経伝達物質が増えます。
セロトニンを過剰に増やしてしまうと血管を詰まらせる血栓をつくりやすくなるため、狭心症や心筋梗塞の危険性が増えてしまいます。
逆に、セロトニンが減少しすぎてしまうと、うつ状態や動脈硬化になることが知られています。
このように、ストレスによるセロトニンの増加が心筋梗塞へと繋がるきっかけとなる可能性は非常に高いことがわかります。
必ずしもストレスによって心筋梗塞を引き起こすとは限りませんが、ストレスは、心臓にも何かしらの負担がかかっているということを認識して頂ければと思います。
桜新町にお住まいの方で、心筋梗塞予防や心不全予防、動脈硬化治療、動脈硬化予防に努めたいという方は、是非、当クリニックの循環器内科を受診下さい。